令和4年6月13日、ケアハウスの利用者33名と職員とで夜間想定の避難訓練を行いました。
職員の通報訓練から行い、避難訓練が始まりました。通報訓練は実際に消防に通報し避難場所の確認なども行いました。
始まる前、ご利用者の皆さんも不安はあったようですがスムーズに避難することができました。中には防災袋を持参している方もいて、私たちも先を見越した行動を見習わなければいけないと思いました。夜間想定のため職員1名しかいない設定で行っていたので各階の入居者同士でお互いに声掛けをしたりしながら助け合って避難されていました。歩いて階段を降りられる方から歩行器を使っている方、持病を持っている方と様々な方がいる施設での避難は大変なものだと実感しました。その中でご利用者同士の協力や声掛けが大事なのだと思いました。
通報から16分ほどで避難が終わりました。その後皆さんで集まり事務長とシェルビーチ(消防設備業者)の方からお話をいただきました。その時に希望館の施設の説明も併せて行いました。知らなかった方も多く、これから新しく入居される方への課題も見えました。
その後職員で水消火器を使った消火訓練を行いました。シェルビーチの方から説明頂き、訓練しました。女性の力だと重く扱いづらい感覚もありましたが、地面において慌てずに行うことで適切に消火できることも知りました。今回学んだことを生かして、いざというときに率先して動けるよう頑張ります。
訓練を終えて、スムーズに進行した点と改善するべき点も見つかりました。
皆さんが助け合って避難している姿がとても印象的でした。また、非常用扉の開閉が難しかったことや、ご利用者の知らなかったこともあったので日々の備品の点検やご利用者への説明を強化していければと思います。今後ケアハウスだけでなく他部署との連携した避難訓練や消火訓練をしていけたらと思います。
ありがとうございました。
ケアハウスホープヒルズ 寮母 吉江 菫

