希望館で働く人々
子どもたちの未来のために
心の声に寄り添いたい
2020年入職
舘野 年央
八幡の家/保母
Episode 1
子どもたちの心に寄り添う仕事
希望館への入職を考えるようになったのは、身の回りで子どもに不幸なことがあったことがきっかけです。真剣に働き方を考えるなかで児童養護施設での仕事に出会いました。
私は、子どもとの生活に関わる資格をもっていたわけでもなく、児童養護の経験すらない状態で入職しました。実務経験がないので不安はありましたが、ユニットリーダーや指導員、同僚の皆さんに支えていただき、子どもたちとの接し方や家事のやり方などを学び、少しずつ成長している実感もあります。子どもたちの学校の準備、宿題、お風呂や寝かしつけなど、子どもたちの身の回りの支援のほか、料理や洗濯、掃除など、仕事は多岐にわたります。さらには子どもたちの心の問題に寄り添う必要がありますから、いまだ日々の仕事のなかでは、悩むことがたくさんあります。その際に気軽にいつでも相談、指導いただける環境があることが、この希望館の良さだと実感しています。
Episode 2
子どもにもっと安心を与えられる存在に
子どもたちへの対応で迷いそうになったときは、まず子どもたちの話をよく聞くことを心がけています。子どもたちの性格はそれぞれですから、極力自分の思い込みを捨てることを大切に、子どもたちと接するようにしています。入職当初は悩むことも多かったですが、子どもたちが自分の存在を受け入れてくれたと実感できたときはなにより嬉しかったですね。
これからは、もっと子どもたちに安心してもらえる職員になりたいですし、同僚や先輩からも信頼して仕事を任せてもらえるようになりたいです。
職場では、お互いを尊重して困ったことがあれば助け合うという雰囲気があります。この良い環境の中で、公私ともに益々充実させていきたいです。
OTHERS
就職活動中の皆さまへ
想像している以上に大変ではありますが、想像している以上の楽しさと面白さもあります。
素敵な職場環境は自分で作れます。頑張ってください。
私のプライベート
休日は娘のソフトボールチームのお手伝いや少年野球のお手伝いをしています。子どもたちのひた向きに頑張る姿はすごくいいですね。自分の仕事のモチベーションを保つことにも役立っています。また、我が子の保育園の送迎や洗濯物と格闘(笑 するなど、充実した日々を過ごしています。
ほっと一息つく時は、妻と見つめ合いながら”格安”ビール(笑 を飲んで語り合い、癒されています。