希望館で働く人々
まっすぐな愛情で、
子どもたちの可能性を育む
2014年入職
渡邊 唯
大橋/児童指導員
Episode 1
子どもたちの可能性を引き出す仕事
大学は教育学部で、もともとは教員を目指していましたが、自分が本当にやりたいこととは?という疑問と向き合うなかで、子どもたちのサポート・援助を仕事にできる児童養護施設について知ったことが入職のきっかけです。
児童指導員の仕事は、子どもの支援のほか、客観的な視点でユニット全体をサポートすることです。外部の関係機関との情報交換や、子どもと保護者との面会、心理面接などの調整も行います。
仕事では今でも試行錯誤の毎日です。自分の何気ない言葉が、子どもの選択肢を狭めてしまうこともありました。そのことを反省し、第一声を伝える時には慎重になりすぎず、子どもたちの可能性を広げることを意識するようになりました。今はつねに子どもの可能性に目を向けて、視野を広くもって情報収集することを心がけています。
その甲斐もあってか、ある子どもが他のスタッフに対して、私のことを「お母さんだったらいいのに」と言ってくれたと知った時は、この仕事をやっていて本当によかった!と思いました。
Episode 2
できること、得意なことから少しずつ
自分だけでは解決できない問題も、子どもとのやりとりを育成日誌に記録しておくことで、先輩や上司からより良い関わり方をフィードバックしてもらうことができます。また、できないことを無理してやるのではなく、できる仕事の範囲を少しずつ広げていきたいと思っています。
OTHERS
就職活動中の皆さまへ
児童養護施設は一般的に馴染みがあまりない施設だと思います。就職にあたって気になった方は、まずは自分の目で見てみる、知ってみることをおすすめします。施設見学や就職説明会でお待ちしていますので、気軽に覗いてみてくださいね。
私のプライベート
映画館が好きで、気になるものを見つけては観に行っています。
休日に限らず、早出の日や宿直明けの日も間に合う時間があれば行くほどです。
翌日遅出の休日は、時間と気持ちに余裕を持って遠方への外出をしたり、友人と夜遅めの時間まで遊んだりしています。