教育・研修・委員会制度

老人部門の研修制度満足いくサービスを提供するために。

介護や児童福祉の分野で、お年寄りや子どもたちが満足いくサービスを提供するためには、「想い」「技術」「人間性」の3つが揃ってはじめて可能になります。私たち希望館では、それら3つをバランスよく備えた人財の育成に力を入れています。

  • 4月から1年間を通して実施

    新任職員研修

    希望館では人財育成することがとても重要と考えており、研修に力を入れています。その中でも新任職員研修は、入社1年目の職員を対象に1年間を通して介護の基本的な知識、技術の向上はもちろん、講師を担当する先輩の経験や体験した事を学ぶことが出来ます。
    この研修は、寮母として成長することで利用者に安心、安全な生活を提供することを目的としています。

    プリセプターシップ

    プリセプターシップとは、1人の新人職員に1人の先輩職員がつき、ある期間マンツーマンで教育・指導を行うことを言います。教育・指導として一方的に教え込むのではなく、新人職員を尊重し、意見を交流させながら実務的なことを中心に、プライベートな悩みも含めて一緒に成長していくことを目的としています。
    いわゆる「お姉さん・お兄さん」役で、新人を直接に担当し、新人職員の心身共のサポーターとなります。要は、新人一人ひとり「あなたをしっかり見てくれている先輩がいるんですよ」ということです。
    希望館では入職後一年間、この体制で新人職員をフォローしています。

  • 入職前の3月に実施

    新規採用職員研修

    新規採用職員研修は毎年3月に行われます。4月1日に入職する職員と、中途で採用された職員が対象となっています。研修は大きく分けて、希望館で働く福祉人として働く福祉人として必要な知識を学ぶ法人主催の研修と、介護技術全般の実技研修や児童における専門的な研修の2つです。後者の研修は現場に出る前にある程度の実践的な力を身につける研修となっています。
    研修終了後、参加した職員たちは希望館の職員としての熱い思いを深く胸に刻み、利用者や子どもたちのために、配属先へと羽ばたいていくのです。

  • 入社2年目以降が対象

    スキルアップ研修(中堅研修)

    介護に携わる職員は「利用者のために」ではなく、その逆の「利用者の立場だったら」と言う視点で、常に介護のスキルを向上させなければなりません。 2年目以降の職員を対象に、先輩職員が講師となり、お互いに成長する姿勢で取り組んでいます。
    一年シリーズの研修で、研修内容は毎年バージョンアップしています。

    プログラム
    • 介護とは何か
    • 施設に入所するということは
    • 「食」への思い、「食べる」意味と様々な介助の方法
    • 身体拘束廃止の考え方
    • 感染症について
    • 家族の思い、利用者の思い
    • 認知症とは、パーソンセンタード・ケアとは
    • 看取りと死生観について
    • 褥瘡の予防と背抜き 
    • 高齢者の疾患について・高齢者の身体のメカニズムについて
  • 入社3年目以降が対象

    介護・養護課職員研修(次世代リーダー養成研修)

    「利用者第一主義を貫く職員育成を行い、強固なる組織作りを図る」ことを目的として、以下の事を実践できるようになるための研修です。

    1. ① 介護・養護課における、揺るぎない介護観を持つことができる。
    2. ② 役職者と職員間の信頼関係を築き、強固な組織づくりができる。
    3. ③ 部署ごとで人財育成を行なうことができる。
    プログラム
    • 希望館の歴史・行動基準の成り立ち
    • チームワーク
    • 基本姿勢・責任感
    • 報連相(する側)
    • 心のこもったケア
    • 人財育成と人間力
    • プロ意識と向上心
    • 介護とは

その他の教育・研修プログラム

  • じょんのび勉強会

    希望館では、介護技術の向上を目指した「じょんのび勉強会」という研修を毎月開催しています。「じょんのび」とは、新潟の方言で「ゆったり、のんびり」とか「気持ちいい」という意味で使われる言葉です。利用者にゆったりとしたお風呂の時間を過ごしていただくために、利用者に負担のない介護を提供するだけ無く、介助する側も負担のない介護が提供できる技術を習得することを目標に、この名前がつけられました。勉強会の主な内容は、車椅子やベッドへの移乗、入浴時の浴槽への出入りなどです。
    職員が一つ一つ技術を習得するとで、利用者が諦めていたことが出来るようになることで、誰もが「じょんのび」になれます。そんな想いを抱いた研修です。

  • デイサービス合同研修

    希望館デイサービス、デイサービス六郷友の家、プチ希望館の通所部門で年3回、合同研修を行っています。通所ならではのアクティビティや送迎などの研修会はもちろんのこと、職員同士の交流の場として意見交換会などを行っています。平成26年度は看護師による「デイサービスで起こり得る怪我の処置方法」や相談員による「報・連・相」の研修会を行いました。今後は研修を通して、自部署だけでは無く、通所部門の職員として、3施設が協力していけるような体制作りの研修会が開催できればと考えています。合同研修を通して、職員のスキルアップとともに希望館行動基準である「心のこもったケア」を実践できるような職員を目指していきます。

  • 事例検討会

    事例検討会とは、ケアマネジャーが実際に担当している(していた)利用者について、その利用者が在宅生活を送る上での課題やより生活しやすい対応方法等について検討する会議です。担当しているケアマネージャーは自分が持っている情報(本人や家族の事、健康状態や生活状況、介護保険サービス情報など)を会議内で全て出し、参加者からより適切な対応方法やアドバイスを出してもらいます。また新たな地域の介護サービス情報を知る事で今後の対応に生かしていきます。
    参加するケアマネジャーも対応方法に対してアドバイスを行う着眼点や地域のサービス情報などを知らなければなりません。
    事例検討会を開催する事でケアマネジャーすべてのスキルアップにつなげる事が出来ます。

児童部門の研修制度満足行くサービスを提供するために。

介護や児童福祉の分野で、お年寄りや子どもたちが満足いくサービスを提供するためには、「想い」「技術」「人間性」の3つが揃ってはじめて可能になります。私たち希望館では、それら3つをバランスよく備えた人財の育成に力を入れています。

  • 入社から1年間を通して実施

    新任職員研修

    児童養護施設の仕事とは、一言で言うと「子どもを育てる」ことです。しかし、ただ単に自分なりに子どもを育てればいいというわけではありません。そこで、新任研修を通じて『希望館の子育て』を学んでもらい、子育てに関わるすべての職員が同じ目的に向かえるようにしています。3月の新任研修と4月以降毎月1回実施されている研修に加えて、現場での先輩職員によるOJTがあります。多くの失敗を通じて「子どもから教えてもらう」ことを実感し、みんなで解決の方法を探しながら『希望館の子育て』を体現していく研修です。

  • 入社2年目以降が対象

    中堅研修(次世代養成研修)

    新任研修を終えた2年目以降の職員は、それぞれの現場で先輩として仕事をするようになります。その日々の業務の中で感じた不安や悩みを解決する場として中堅研修があります。「考え方」を学ぶ新任研修と異なり、中堅研修は「実際の場面でのトラブルの克服」がメインになります。ここでは「なぜこのトラブルが起こったのか」「自分の関わり方の中で別の選択肢がなかったのか」「この先何が起こると予想され、そうならないためにどのような対処が必要か」が中心に議論が行われ、時には先輩の経験談を聞きながら、時には関連書籍を通じて解決策を発表し合い、みんなでより良い解決の道を探っています。

その他の教育・研修プログラム

  • 性教育研修

    「せい(生・性)を自由に語る」これを性教育で学んでもらいたいと考え、性教育委員会のメンバーが様々な研修を通じて子どもたちや他の職員に学びの場を提供しています。一例を挙げると「プライベートゾーンを守る」があります。このプログラムは幼稚園から小学校の子どもに対し性教育の絵本の読み聞かせを実施したり、中高生には下着のつけ方や性器の洗い方を通じてプライベートゾーンの大切さを学んでもらいます。職員はこの研修を子どもたちに実施する前に、どんな時にどのような方法で子どもに伝えるのか、という研修を受講して、現場で子ども達に伝えていきます。

  • CSP研修

    CSPとはコモンセンスペアレンティングの略のことです。日本語にすると「親が考えていることを正しく子どもに伝え、子どもが望ましい行動をとるようになる」という意味です。この研修は座学で基本を学びロールプレイを行う。そして、そこで学んだことを自分の担当児に対する取り組みとして取り入れ報告をする。これが1回のセッションの内容です。これを半年間のサイクルで7回実施しています。この研修を通じ職員は自分の言葉かけがいかに曖昧かを知り、怒りは「怖い」ことしか伝えていないことに気づき、どうすれば子どもに思いが伝わるのかを学んでいきます。

  • CSPフォローアップ研修

    7回のCSPのセッションを修了した職員が、次年度から受講する研修です。現場でCSPを実施していると、一度研修を受けたからといってもどうしても自己流になりがちです。そこで年に2回、自分のやり方が間違っていないか、自己流になっていないかをお互いにチェックします。具体的な事例を使い、他の受講者と指導者の前で自分のやり方を発表して、みんなからアドバイスをもらっています。他の人の事例を目の当たりにすることで同じような悩みを抱えていることを知り、「私は一人ではない」「自分の支援は間違っていない」ということを確認し、同時に問題を解決するための新たな手段を身に着ける研修です。

委員会について

希望館には老人部門・児童部門の垣根を越えた他職種が集う8つの委員会があり、入職2年目から参加して活動します。職員一人一人がグループワークを通して、ご利用者と子どもたちへ心のこもったケアを提供し、働きやすい職場づくりの検討、地域への社会貢献と情報発信を行っています。

活動内容

  • ケア向上委員会

    老人福祉部において最も現場に直結している委員会であり、三大介助(食事・排泄・入浴)のより良い介護(ケア)を日々追及しさらに生活の質を向上させるための総合的なマネジメントを行っています。

  • 安全衛生委員会

    お年寄りと子ども達の安全を第一に考え皆が安心して過ごせる環境作りを目指しています。主に、防災に関する取り組み、AED講習会、感染症の予防・対策などについて提言及び活動を行っています。

  • 広報委員会

    地域社会への情報提供・施設内部の情報共有の活動を行い、地域社会と希望館をつなぐ架け橋となることを使命として広報誌の作成・発行。希望館ホームページの更新等を行っています。

  • 行事企画委員会

    ご利用者の為の年間行事に全職員が積極的に関わり、ご利用者と職員が一緒に楽しめるようにマネジメントします。納涼祭の企画・運営、児童とご利用者との交流会なども行っています。

  • 資質向上委員会

    施設内研修・新規採用職員・新任職員への研修を実施し、まさに職員の人間力・質の向上を図り希望館の理念・社是・行動基準を実践する取り組みを行っています。

  • 地域貢献委員会

    「社会貢献」「地域貢献」を目に見える形で体現する事を使命として、廃品回収・防犯パトロール・地域清掃などを中心に行っています。

  • 組織改善委員会

    職員の育児や介護が安心してできる組織を目指し、ご利用者や子ども・人財を大切に長く働き続けられる組織づくりや地域の中で生活する社会人・福祉人としてのスキルの向上を行っています。
    希望館の課題(職員のモチベーションの維持・向上、働きやすい職場環境づくり、管理者・リーダーの教育・養成、中長期ビジョンの策定など)の解決に向けた活動を行っています。

  • 生教育委員会

    子どもたちに性教育をするためにはまず大人が学ぶべきことがあります。「せい(生・性)を自由に語る」事を学び基本的な性教育から虐待を受けてきた子どもへ性の教育をどのような言葉を使い行うべきか等議論し合いそれを実践につなげていくマネジメントを行います。